前回の母問題はここ



母は、悪性腫瘍ができまして、20余年前にお腹のオペと称斜線をガンガンにかけた後遺症で、排尿障害がありまして。
いわゆる、ダダ漏れ状態でした。
それが嫌で、尿量をコントロールできる泌尿器科のオペをしていました。
まぁ、若干の失敗オペだと思っているのですが、そのために、導尿をしなくてはいけなくなりました。

この泌尿器科のオペをめぐっては、母と娘の亀裂がはいる原因になっのですよ。

母は、災害時に、尿パットが手に入らないかもしれないから、困るから、尿失禁がなくなる事を目的に、導尿をすることになるオペを望み、

娘は、そんなオペやらんでよろし。
と。

ずっと、そこで平行線。
災害時の事を言っているのであれば、オムツよりも、導尿の道具の方が手に入らないでしょ。

あとは、母は当初、放射線とお腹のオペの後遺症で、かなりの腹痛と嘔吐にいまわれることしょっちゅうで。
まぁ、イレウスとサブイレウス状態みたいなのをずっと繰り返し。
わりと日常に激激しい腹痛がある感じ。
そんな時に、導尿できるのか?
そんなものできないくらいの腹痛で、1日でおさまればいが、数日続くわけです。

まだ、自然に尿が漏れちゃったほうが楽だと娘は思いました。
オペをして尿が出ない状態にしてしまったら、母が導尿しない限りは、尿は体にたまり続ける。
そんな事よくないでしょ

そんな説明を必死にしましたが、
病院の先生に、手紙をだしたらしく、
「娘が反対しているので、先生から説得してください。娘には手紙の事は内緒で。」
と。
で、いつの間にか泌尿器科のオペをしたんです。

案の定、母は腹痛の時に、導尿をしなくなり、
尿が排出できなくなり、身体の中にたまり尿毒症状態で、意識障害を起こし、搬送され、
一命はとりとめたものの、施設に入るまでになりました。

ほら…。
娘が言った通りになったじゃない。

えっと、こう見えて、娘はプロ看護師なんですよ

先生は、泌尿器科の先生であって、母のバックグラウンドなんてみてないからさ。
腹痛の程度だって、先生は理解してないよ。
母のそんなところまで、考えてはくれないよ。
と、えらく悔しい思いをしたもんです。
全く信用されていない娘…。

意識障害でご近所さんが発見してくださって、へんちょこりんな病院に入院し、
おしっこの管をずっと繋がれ、もう抜けないと判断され、管につながれる生活を1年ちょっとしてきました。
が、
尿道カテーテルが、痛くてしょうがないらしく、痛い痛いと行動範囲も狭まり、何もしなくなってきた。

ので、

思いきって

1回抜いてしまえ。
そして、また導尿してみれば。

と提案してみました。

だめだったら、また、尿道カテーテルを挿入すればいい。
と泌尿器科の先生に言ってみました。

あっさりOK

導尿になったら、また、同じことを繰り返し、導尿しなくなって、また、尿毒症になるのではないか。と思うかもしれませんが、

いろんな病態が重なっていて、ここに書くのはなが~くなるので、省略いたしまするが、

今は、お腹は痛くなくなって、逆に、今度は下痢に悩んでいて。
このオペをしてからね。


だから、
導尿は、できると思われるのですが、
施設にはいっているので、見回りの人に、導尿したかしないかチェックしていただくようにすればいかな。と

もし、できない状況に陥ったら、今度は娘が近いし、娘が導尿すればいい
と。

しかしだね…。


なんと、
導尿しなくとも、いっぱい尿が漏れでてくるんだって。

あら、よかった。

尿がでないようにオペしてもらったのだけれど、1年くらい尿カテを入れていたなんらかの関係で、糸が緩んで、導尿しなくてもでるようになったのかな 
泌尿器科の事はよくわかりません。

が、

振りだしに戻ってよかった。

母も、こんな辛い経験をして、尿は、出っぱなしの方が、まだ、ましだ。と感じているようです。

おしっこの管が、こんな風につながっていたので、洋服も限られて

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フレアスカードばかりを着ていましたが、洋服も選ばなくて済むので
少しオサレでもしてほしいものです。

施設のお仲間たちからは、おしっこの管が繋がってない母を見て、

「治ったの!よかったね」

と声をかけてくれるらしく、そういうのも嬉しいらしいし。
なによりも、なにかクリアできた。という体験は、いいよね。

これで、少し行動範囲を広げてくれればな。と思います。







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