あたしは、毎日、ゆきちの足を洗ったり～、薬を塗ったりする。

これがね、結構、楽しみなんですよ。

ゆきちは、ケアはあんまり好きじゃないんですが～、それでも
「仕方ないなぁ～」
と思って、頑張っている姿が飼い主の心を打つ。


ゆきちは、飼い主が、足のケアをする時を察し、逃げる。

逃げ場は・・・・
自分のおうちである。

ゆきちにとっての安全地帯なので、ここに逃げ込んだら、見逃してあげる事に極力している。 
ゆきちのおうちは、ゆきちのとって安らぎの場としてあげたい。
ごはんを食べるのも、ゆきちのおうちの中だ。



と、理想論を語ってみた。
そうは思っているのだが、仕事の時間が差し迫り、
しかし、足のケアをしないで行くと、ペロペロ舐めてしまう・・・


そんなところの一場面について語ってみようと思う。


ゆきちは、
『あんよ』
という言葉がわかる。

たぶん、あたしはケアをする時、
：あんよ、やろ～
って言っているのだな。

だから、覚えてしまったのだと思う。

飼い主が、「あんよ」というと、何をしてても、ゆきちは逃げ回る。

そして、
毎回、抵抗を試みる。


この姿勢、ただ寝てるように見えまするが～

ゆきちにとっては、最大防御の姿勢なのでございます。
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足に力を入れ、抱きかかえられないように工夫をしている。

そして、レスリング並みの床に張り付く力

わりと見事なものである。


ゆきちから、学んだのだが、
万が一、あたしが、抱えられてさらわれるシチュエーションに陥った時、
体に力を入れて、できるだけカチコチし、
手も、足もできるだけ、ピーンとし関節は曲げない。
これで、ずいぶん、連れされる確率は下がると思われる。


最初は自力でゆきちがでてくるよう、交渉をするが、絶対でてこないので、
飼い主は大人気ない強硬手段にでる。
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そして、でてきてくれたゆきちにありがとうを伝える。
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まぁ、飼い主の趣味とでもいいましょうか。
こうやって、ギュッと抱っこするには、ちょうといい大きさのウエスティ

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若干、犬は、冷めた目のようにも思いますが～


抱っこしてケアに連れて行かれる。
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飼い主は、ゆきちのニオイを堪能しながら、
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飼い主は、とってもテンションがあがってるのだが～、
飼い犬は・・・

テンションさがっちゃうんだって。
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これからもずっと、この構図は続くのだ・・・。

ずっと続いてほしいのだ・・・。




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