なんとなくあげられなかった記事です


どなたかがコメントをしてくださいましたが、七夕の日の出来事だったのですよね



このときは、ブランカの病気はなんだったのか?
というご質問を多々受けたのですが、公表しないつもりはなかったのですけれど
何かがヒートアップしていてアップできなかったのと

あとは、あたし的な願掛け。

最後亡くなった時もでしたけれど
おおっぴらに言ってしまうと治るものも治らないような感覚があたしの中にありまして
それで言わずにいました。

おちついたらアップします。

とお約束をしていたのにこんなにも遅くなってしまいました。

参考にしていただけたらと思います。


以前アップしたものに、あえて削除した部分を付け加えました。新たに付け加えたところは、緑文字にしました。




今日、ASOBONE(あそぼーん)というおもちゃをアップしましたが
とにかく丸のみされる事に恐怖心を抱いている飼い主でして。
日々、丸のみされないように過敏なくらいドキドキしています

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今日はアップするいいチャンスかな。と思ってね




ライン





ブランカのオペの件に関して、たくさんのコメントありがとうございました。


一段階をクリアしたので、状況報告を・・・。



今回のケース、最初は詳細に内容を書こうかな。


とおもっていたのですが、


記事もできていたのだけれどね。考えて考えてアップは控えます。



まずは、病名は

誤飲でした


いつも良く食べている骨のおやつでした。

これね。
veal_tail1


ドライタイプのテールです。

いつもはのまずに、まわりのお肉をカジカジしていました。


が、


あわてて飲み込んじゃったのでした。


のみ込んじゃった直後は、ブランカの喉のあたりに詰まってしまったのだと思います。

息ができなくて、家の中を、おしっこしながら走りまわり。




まずは、みなさんが心配してくださっていた病院のこと。


ブランカ3箇所目の病院でした。


最初は朝も早く、緊急を要する感じで窒息はさけたかったので近所の病院へ運びました。

病院に着くころには、異物は動き、呼吸はできるようになっていました。


が、

そこで撮ったレントゲンでは、心臓の裏のあたりの食道に異物はありました。

この異物の場所が悪かった・・・・。

先生は、異物を内視鏡でつまみとる。とおっしゃっていた



「迷走神経が圧迫されて呼吸がとまるおそれがあり、手は尽くすが厳しい」


と。


ブランカの胃がパンパンだったんです。

ブランカ、何かあるとすぐに胃に空気がたまってしまって


その胃がパンパンすぎて、迷走神経を圧迫してしまって呼吸がとまるおそれがあるとのことでした。


それと、あまりに胃に空気がたまっているので軸捻転の恐れも指摘されました。



とりあえず、酸素室に入って様子を見ることになった



が、いろいろ質問してみました。どんな治療をするのか。


異物を内視鏡でつまみだし、だめだったら胃側からひっぱる。とのこと


その時に、

口側から異物をとるには、異物は大きすぎる。と感じた。

(どんな内視鏡なのかわからなかったので、)つまんでとるには、異物の形とか大きさとか固さが無理だと思った。

引っ張り出す途中で、また、呼吸ができない位置にとどまってしまったら、危険なんじゃないかと思ってしまった。




なにせ、『物』をみているあたしは、それが簡単にとれるとはおもえなかったものだから。


なので、ひっぱりとるだすのだったら、胃側に落とすのはダメですか?


と言ってみた。


ら、内視鏡は落とすためのものではなく、ひっぱりだすものだ。



と、拒否られる、


でもね、落とすこともできないのではないかと思っていた。

食道までちょっと距離があったから。



なんとなく先生、処置したくないのかな。という印象を受けた。

話し方、内容、先生のお顔。



あたしが、他の病院に行く事をのぞんでいるのかな。とも思った。

先生を

じ~~~~っとみた。


見れば見るほど、そう感じた。


自宅待機を命じられ


かこ さんに連絡。



自宅でも今後の出方を考える。


そして、マリーの面倒とかもいろいろあるので あたしが身動きしやすいように、我が家に集合できる人には集合してもらって、待機してもらった。



数時間たった・・・。


連絡が来ない。

軸捻転だったら処置はされてそうな感じがしたので

なんかしら連絡があるのではないか。


と。


おちつかず病院に行ってみたら、まだなんの処置もされてはいなかった。

腹満がひどくて手がつけられないと。慎重にする必要があると。



ブランカに会えるか聞いてみたら、ダメと。



なぜなぜなぜなぜ


そこであたしの不安は爆発。


先生は、呼吸障害があると。


何があったのか?ひょっとしたら、意識障害で蘇生中?とか。



なぜなら、チワワのクリちゃんは預けている間に急変してしまったからなのでした。
同じシチュエーションが思い浮かび~



先生に、どうしても合わせてほしいとお願いして、あわせてもらった。


ブランカに会いにいく途中の道のりは、チワワのくりちゃんと同じだった。


挿管されているブランカを覚悟していたのだが、思っていたより元気だった。


あたしに気がついて、スクッとたったブランカ。



ブランカを励まして退室。


これまた、チワワのクリちゃんの時と同じだ。



この同じシチュエーションから逃れたい感じで。




そこの病院では経過を待ちながらも、いつでも処置ができる体制を整えてくださっていた。


でも、



やっぱり

先生がなんとなく、ほかの病院にいって。と言っているように見える


まず、食道付近に異物があるということがね、オペを難しくするのだと思われた。

人間しかわかりませんが、食道って裂け易いでしょ。


むやみやたらに異物をひっぱったら、食道が破れるのではないかと思った。


ので、マンパワーのある経験のあるところじゃないと。


と。

たぶん、この先生はそれをわかっていて、他へいって。顔をしているんじゃないかなぁ。と思った。






ブランカを見る限り、病態的に病院を動かせる状態な感じもした。


なので、


お昼もすぎ、いつものホームドクターへ移すことになった。







いつもの病院にもどったブランカ。



ここの病院でのオペは難しいとおもってはいたけれど、どこかの病院を紹介してくれると思ってホームドクターへ行った。

しか~~~し、

オペ式が危険なことにより

1日自宅で様子をみて良い方へ展開することを期待することになった。




開胸すると・・・。


とりあえず、


自宅へ。



たかシェフにバトンタッチ。

呼吸は苦しそうで時々振戦もあり、主治医に連絡をとりながらブランカの面倒をみてくれる。



先生いわく、縦抱き抱っこをして、異物を胃へおとすのを待とうと。


本当ですかぁぁぁ?

真剣にいっていますかぁぁぁ?


と思ったけれど、あたしは準夜勤務でこの事は知らず




家では苦しさのあまりブランカはガウガウ。

やっとの思いでリードをつけ、外へ連れ出す。

ブランカは外にでるとおとなしくなるという習性があって。


抱っこもさせてくれたらしい。

駅の椅子に座って、縦抱きだっこをずっとしていてくれたらしい。



お外でじっとできる方がブランカは落ち着いた。


夜中になって駅から家にもどる。

あたしも合流。


何時間ぶりかにみたブランカはだいぶ衰弱している感じだった。


あたしがいない間に、たかシェフは先生に何度か連絡をとり、今の症状を話し、あすの診察まで様子をみていいということだったので明日を待つことに。


先生に電話した時と状況がかわらないというので
苦しそうだったけれど

先生の電話したときより悪化はしていないので心細い夜中を過ごす。



夜中の3時には呼吸が早くなったり遅くなったり。



水は飲めず。

飲んでも、1滴も入らない感じだった





ブランカがお世話になっている病院は救急病院ではないので、朝11時以降じゃないと連絡とれず。


なので、ERも調べる。

近所のERは25時まで、車で1時間程度のところまで行かなくてはならないのがなんとも心細い。


いつでも出掛けられるように身支度と持ち物をそろえておく。

先生の、朝まで様子見て大丈夫という言葉を信じ。



そして、朝7時くらいまではそんな状況ながらも、時々、目にまだ力があったので様子をみた。


5時頃には飲めなかった水が、少しのめた


が、7時すぎになんとなく、お腹とか耳が白くなった気がした。

そして、ブランカがぐったりした。

朝早くてご迷惑かと思ったけれど、

もう待てない感じだったので、

かこさんに相談。




あたし的には、オペをしない限りは状態はよくならないのだな。


と思っていた。





が、


緊急オペができる病院を見つけることができない。早朝だし。

動物病院の知識もない。


11時になったらホームドクターがあくけれおど、こんな悪い状態になってしまったら

ホームドクターの病院では、マンパワーが足りないのではないかと思った。

開胸すると言っていたし。


開胸って・・・。




そんなことが頭をよぎり、マンパワーのある病院で

どんなことにも対応できる病院がよかった。





かこ さんにブランカの動画を送る。


が、やっぱりおかしいと。


かこさんも緊急オペの必要性を感じてくださったご様子で

対応できる病院の手配をしてくださる。



本当にありがたい。



手配してくださっている間にあたしたちは病院へ向かうことができた。


あたしは、思い浮かべている病院があった。

あそこの病院なら大丈夫なんじゃないか。と思っている病院があった。


かこさんも、そこの病院を手配してくださった。



あたしよりずいぶん先に、かこさんは病院に到着してくださり

先生に状況を話し、緊急処置の準備をしてくださっていた。



とにかくとにかくありがたい。


本当にありがたい。


もう車の中ではそんなことばかりを考えた。


ブランカの調子は悪いけれど

そこの病院でオペをしてくださるというのなら、なんだかもう大丈夫な感じがした。



ほっとした。


ブランカ助かる。そう思った。




病院に到着すると、病院の先生、スタッフの皆さんがそろっていらして

すぐに処置に入った。


レントゲンやら検査をして、


すぐに処置へ。


あっという間に。



判断が早いというか、もう安心して任せられる感じだったのでした。


スタッフのみなさんもかなり教育されている印象を受けました。


病院についても、いろいろとご心配をおかけしましたが、

この病院で処置していただいて本当によかったと思っています。


この病院、かなりレベルが高いと思うのです。


あたし的には、ここでダメだったらもうダメだったんだ。

と思えるようなそんな病院でした。


あたしはドクターのお口が悪かろうと、愛想が悪かろうと

あたしは、ドクターの


医師の腕で選びたい。


ホスピスなら、また別かもしれませんけれど・・・。


そんなわけで、この病院にすべてをお任せしたのでした。



この先生にお任せできる。と思ったのは、

食道裂けたらおわりだ。


的なことを言ったから

難しいのをわかって下さっている感じだった。


内視鏡でも無理だし、食道に落とすのも難しいと思っている感じだった。状況判断の早さにたくさんの経験があるのだと思った。



ブランカを連れていった時も、ぎゃんぎゃんに怒鳴られました~


が、


よ~~く聞いてみると、あたしが責められているわけではない。


「こんなものを売っている」ということらしい


病院に着いてとにかく激怒られて・・・。


でもよく聞くと、あたしに怒っているというよりは、


そのおやつを作っている会社。


そして


緊急に処置できない獣医さんに対して。


この先生は、とてもワンコ思いなのだ。



一見、誤解を受けそうだけれど、でも、あたしこの先生が怖いけれど、この先生は嫌いではない。



先生:何をたべさせたんだ~ 注意事項なんて書いてないだろ。喉につまるとかなんてかいてないだろう


:いや、ここに書いてあるんです



先生:・・・。そんな小さくかいてあるだけだろ




そして、レントゲンをとり、すぐに処置にはいる。


内視鏡でまずトライ。


胃の方へ骨を落とす作戦にでるが、びくともせず。


そして、すぐに開腹術へ。



その病院は、処置するところを見ていられる。


あっという間にオペ準備もできる。

そして、食道を広げて骨をとりだす。

なかなか取り出せない。


食道を破いてしまわぬように慎重に慎重にやってくださっているのがよくわかった。


固くゴツゴツした骨は食道なんて余裕で破いちゃうような感じだし。




しばらくして骨が取り出された。



のうぼんに、コロンと置かれた骨は、飲み込んだときより大きくなっていた。


ブランカの消化液でふやけてしまったのだと思う。


市販の骨はドライタイプだったけれど、長いこと食道にあって、むくむくと大きくなり、余計にとりだせなくなってしまった。



この先生、いろんなことを予測してオペしている様子がとてもよくわかった。


先先を診て、いろんな状況を予測していらっしゃったので安全に、スムーズにオペは終わったんだと思う。



異物が除去されたあと、内視鏡で食道の潰瘍の程度を確認し オペは終わった




この先生、助手の先生、看護師さん、みなさんプロだった。






でも、この先生、よ~~~くよ~~~く話を聞いていると、わりと飼い主を攻めてるわけではなく
お犬様のことを思ってのことの発言が多いの。





そして、もう一つ言っておきたいのは、


保護団体さんのありがたさ。


こんな事態になって、経験豊かな保護団体さんがバックについているというのは本当にありがたかった。


といっても、

かこ さんにたよりまくりだったのですが。



まずは、症例をものすごいたくさん見ている。

普段、普通に飼っただけじゃ見れない症例をたくさん見ている。



そして、


病院を知っている。


医療者側だったとしたら症例はたくさんみれるかもしれませんが、多くの病院を体験できる。ってなかなかないこと。


それを、多くのワンコを面倒みているかこ さんは、いろんな病院に行ってらっしゃる。


その症状に合わせて適切な病院を選択できるという強みを持っている。



本当にありがたかった。



そして、先生とのコミュニケーションをとるのも上手。


ありがたかった。


また、まめにブランカの診療に付き合ってくださった。


あんまりかこさんに同行したことがないので、知らなかったのですが、かこさんかなり忙しい。


それなのに、こんな事態が起こると飛んできてくださる。


たぶん、いつもかこさんはこんな対応をとってくださっていて

お忙しく過ごしているのが伺えた。


そして、


保護犬やにゃんこを保護するということはとても大変で、あたしが考えている以上に手をかけて、忙しくスタッフのみなさんは動いていらっしゃるのだと思った。


なかなかできないことです。



卒業犬、ブランカも本当はあたしがしっかり見ていかなければならないのに
いつまでも、こうして面倒をみてくださる。


すごいんです。

保護団体の皆様の力。



本当にありがとうございました。


ARCH



このブログを読んでくださっている人は、きっとARCHさんの存在は知っていると思いますが、訪ねてみてください。


里親を探しているわんちゃんいっぱいいます。


保護犬・・・。

なかなか大変なこともあります。

でも、少しずつ仲良くなれる感覚。達成感があります。

ちょっとした変化が楽しくて嬉しくて。


苦労もあるけれどね、苦労があるとそれをちょこっと乗り越えた、乗り越えられそうな時、嬉しいのよね。



相談ができる強みがある保護犬。


飼い主としても心づよかったのでした。










今回のおやつのタイプは、胃まで行ってれば、それなりに消化できたのかもしれませんが
食道でとまってしまってね。
すぐに取り出さなかったことで、唾液とかで膨張してしまい、さらにとれなくなってしまったのでした。



とりだしたものです。
image

こんなに膨れていたのでした。



はじっこがクルンと縛ってあるタイプのものも事故が多々報告されているうようです。

どうぞお気を付けくださいませ。









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