最近は、おいしいものがいっぱいで、
素朴なものが少なくなったような・・・

モンブランもその一つなのだが~

昔のモンブランが食べたくなった。
黄色っぽい金紙に包まれた、黄色いモンブラン。
そんな話をしていたら、
たかシェフが探し出して買ってきてくれた。


じゃん。
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 そう、これこれ。
不二家のモンブランらしい。

素朴なモンブラン。

この銀紙を外すのが、楽しいんだよねぇ。
銀紙の雰囲気が好きというか。

甘味もほどほどで、生クリームに、マロンが混ざったクリームを一緒にすくって食べるあの味がいいんだよねぇ。
スポンジも、普通のスポンジ。

子供の頃に食べたきりで、久しぶりに食べた。
子供の頃に食べたものって好きだよねぇ。
ハウスバーモントカレーとかさ。
サッポロ一番とかさ。



おいしいモンブランは、いっぱいあるが、この懐かしのモンブランもいいな。




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不二家のケーキとか、コトブキヤのケーキは、小学生の時によく父が買ってきてくれたのだった。
わが父は、ちょっと普通のお父さんとは違っていて、
普通のお父さんがしてくれそうな事はあまりしてくれなかったかな
わけあって、姉妹二人で夜遅くまで留守番をせねばならない日が続き、
よくケーキを買ってきた。
あまりお土産とか、そんなものを買ってこないのに、
ケーキを買ってきてくれた。
というのは衝撃だったんだよねぇ。

父なりに、気を使ってくれているというか、あたしたち姉妹をねぎらってくれているのかな。
と思った。
父が、ケーキを買っている姿を想像しては、
そんな事をしない父が、そうしているのが、子供ながらに気の毒に思えたくらいだ(笑)

そんな事を思い出しながら、このなつかしいかんじのモンブランを頂いたのだった。

父は、超未熟児で生まれたらしく、在胎28週 340gで。
父の時代にしては、育ったよね。
今、そんな小さく生まれた子たちを育てる仕事をしているのは、何かのご縁かな。と思う。
男の子は、なかなか弱っちくて、体重少ないと育ちづらい。
去年だかおととしだかで、長野県で日本一小さく生まれた男の子が話題になっていたけれど、男の子で、育つってすごいよね。
記録が残っていれば、その当初の記録もんだったんじゃないか。と思ったりもする。
あの頃だったら奇跡的に育ったんじゃないかな。

よほどの生命力と運があったのだと思うが、
父は、生まれて育った奇跡を感じていたのか、かなりな自由奔放。
なんていうんだろ、生き残った事をおおいに感謝して、自分の好きなように生きているんだな。と今は感じている。
成人看護が好きなあたしは、なぜだか苦手な小児の領域に足を踏み入れ、
それも、ちっちゃいちっちゃい子に携わる事になった意味は、
理解不能だった父の生き方を理解する事だったのかな。
と。
なんでも意味があるんだな。

父が小さく生まれたとは知っていた。
が、
あの頃だから、ちいさいといっても2000gくらいはあったのかな。なんて思っていた。
ら、まさかの本当に小さい子だった。
というのは最近知った

それからというもの、小さい子の生命力に触れながら仕事ができるというのは、いいもんだな。と思うようになったのだった・・・。