先日、祖母がなくなりました。
94歳かと思っていたら、96歳だった。
痴呆があってね、あたしは随分前に誰だかわからなくなっていた。
かなりな痴呆だったと思うけれど、母のことはそれでもなくなる数か月前までわかっていたと思う。
すごいね。
母は、
「何もしてあげられなくてごめんね」
っておばあちゃんに謝っていましたが、娘から見るとよく面倒みているなぁ。と思いながら見てました。
交通に不便な施設にいた祖母のところに足しげく通っていました。
ありえない距離を歩いて行っていたと思う。
片道2時間はあるいていたんじゃないかな。山道みたいな怖い道を通らなくてはならず
母も危ないから お願いだから、バスにのっておくれ。
とおもっていたけれど、バスはなかなか不便らしくよく通っていた。
これはね、あたしが好きな写真です。
前にもブログにアップしたと思いますが、
「写真撮るよ~」
とカメラを向けるとポーズとって微笑んだ。
こんなことができるんだ。
って思ったんだった。
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ドキっとするブログタイトルですが、
火葬について書いたので、
不謹慎に思う方もいらっしゃると思うので、気を付けておすすみください。
私、この年になって初めて人の火葬に立ち会ったのです。
父方、祖父母はもう小さい頃になくなって覚えておらず、母方祖父は、中学生の頃だったけれど、
お葬式は覚えているのですが、火葬場に行った記憶がない。
ワンコさんは、何度か立ち会う。
こんな風な形で、でてくるのかと思っていたあたし。
そんな姿はみたくないな。 とドキドキしながら、待ったものだった。
衝撃的じゃないですか
でてきたワンコは、説明されば頭はこことか、しっぽとかわかるけれど、
よくわからない・・・。
あら?
と戸惑った
そ・・・そうだよね。
でも、こういう結論を出すまで、
「何故、犬の形じゃなかったんだろう」
と悩み、他の人に答えを求めた。
「だって、空間はなくなるでしょ~。ペチャっとなるでしょ~」
と言われ、納得した。
そんな事があっての
はじめて立ち会う人の火葬。
人間の形ででてくる衝撃に耐えられるだろうか。
と実はドキドキしていた。
あたしの想像は、ちゃんと、手を組んで寝ている人骨
※https://twitter.com/yukimurarararaからお借りしました
ふざけているわけではない。
本気で思っていた。
手を組んで棺にいれるでしょ。だから、そのままなのかと
全く、ワンコの火葬が勉強になっていない。
炉に入る時におばあちゃんに最後のお別れの時
顔をまじまじとみたけれど、げっそりやせちゃって、
お口をあけて、鼻がとんがった感じで、ほっぺも出っ張ってる感じになってた。
病院でもなくなる人をみるが、我がおばあちゃんも同じだった。
知っている人が心臓が止まっちゃってる。
って、やっぱり変な感覚だ。
心臓が止まるとどうして、何もわからなくなるんだろう。
とまたまた、考え、シ~ンとしたおばあちゃんが違う人のようだった。
でも、あたしがいれてあげた、アートメイクの眉毛だけは、いつものおばあちゃんで。
不思議な空間だった。
お花でおばあちゃんをかざって、見送った。
それから、
1時間もかからず、おばあちゃんは違う姿ででてきた。
意外にもはやく。
喪主が呼ばれて何かを確認しに行って、あたしはおばあちゃんが出てくる部屋で待たされた。
いよいよ手を組んだおばあちゃんがでてくるのか?
と緊張した。
重々しい扉が開いて運ばれてきたおばあちゃん
あたしが創造した人間の形の骨とはかけ離れ、真ん中に山になって集められた感じだった。
骨とわかる感じの骨はわずかだった。
歳だったからかな。
二人組で残った形のある骨をツボに入れたけれど、
残りは
塵取りとほうきみたいなので集められて、
丁寧にしてくださっていましたが、
ツボに収められた。
衝撃的だった・・・。
チワワのくりちゃんのところは、係の方が手伝ってはくれましたが、
お箸でご丁寧にツボに収めた。
ブランカのところも、丁寧にひとつひとつおさめてくれたような・・・。
最後、とりきれなかったのはやっぱり塵取りとほうきみたいなものでとってくれましたが、
あたしの印象では、
取りきれないものまで、塵取りとほうきでとってくれた。
的な感じでしたが、
人のものは、まだまだあるのに、塵取りでとった?
というような・・・。
ちと違うニュアンスだった。
犬様を先に経験してしまったら、そちらがスタンダードになってしまっていて
ワンコは、骨が、わりと形で残っているでしょう。
小さな骨も。
小さなチワワのくりちゃんも、頭の骨もちゃんと組み合せられる感じだった。
アバラも、足の小さな小さな骨もあった。
ブランカの大きさでも、足の骨は小さくて、素人のあたしにはわからなかったけれど、お寺の方がひろってくださった。
ブランカのお寺さんは、インコも焼く感じだった。
(インコの骨なんて、焼いている間にとんでいってしまいそうだが、見ていないから何とも言えませんが、きっと残るのかな)
どこかのお寺で、焼く温度が難しい。
という話をしたような・・・。
小さい犬から大きい犬がいるし、インコもいるし。
その個体に合わせて丁寧に焼いてくださっているもんなんだ。というあたしの認識だった。
しか~~し、
人・・・
そうでもないんだ。
意外だった。
職場に行って、いろんな人に聞いてみたけれど、そんな感じだった。と。
なんだか変な感じだった。
ワンコの方が丁寧さを感じるというか、
あたしが全部、残らず、骨・・・。ひろっていくからね。
って、心に思いながら拾ったあの尊しさみたいなものを感じる場がちょっとの時間しかないんだ。
というのが。
衝撃的な初体験でした。
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コメント
コメント一覧 (6)
火葬場によって違うそうですよ。
私の父の時には、それこそ、チリのようなものの
一つも残さないように、丁寧に丁寧に集めてくれていました。
その時に、沢山の親戚が、あの火葬場はこうだった
こちらはこうだった、という話をしていましたが、
本当に、それぞれのようです。
お骨をみると、ああ、こんな姿になってしまったのかと
思いますよね。
ブランカににてますか!!
そういわれるとやっぱり嬉しい
火葬は私にとって衝撃的だったのですよ。
人間さまの方が、事務的というか・・・
ええ~~
ええええええ~~
でした
一番関わっていた母は、悲しみと疲労困憊で、パイン飴さん同様、あまり覚えていないのかもしれません
普段は読む専門なのですが私も※1さんと同じくブランカに似てる・・・と感じて思わず書き込みしてしまいました!
火葬はごく身近な家族での経験しかなく、危篤前から寝ずに病院で詰めていてその後バタバタとお通夜と葬儀の手配や裏方で疲労がピークに達してそれこそうつらうつらした状態だったのでほとんど記憶に無いという・・・。
あたしも最近親戚に不幸があり
火葬立会いました。
火葬の立会いは 自分の親を含め
何度か経験していますが、
あの箒と塵取りで かき集め
骨壷に入れるのを見るのは
ちょっとショックだし 衝撃的です。
おばあさまのご冥福をお祈りいたします。
火葬という葬り方は一番理に適っているそうです。亡くなった本人、遺族が未練を残さないためにも。それと、順序ですけれど、心臓が止まる→死ぬ…ではなく、魂が体から去る→心臓が止まる、になります。あくまでも、霊体が優位です。
お上品な、おばあ様ですね。
ご冥福をお祈りいたします。
お写真を見て、おやびんブランカに似ている!(失礼ですが)と思いました。